県内赤十字ニュース

・夏の準備は万端−水上安全法救助員養成講習会開催−


服を着たまま溺者を運んでいる。受講生にとっては思ったよりもきつかったという意見が多かった 日赤秋田県支部では6月28日から30日までの間、秋田県立総合プールにおいて「赤十字水上安全法救助員養成講習会」を開催しました。
 水に親しむ季節の到来とともに、毎年水による事故が後を絶ちません。今年は、少しでも多くの水難事故を防止すべく、プール監視員をはじめ消防や警察職員など21人が参加しました。
 講習は「水の事故防止」や「泳ぎの基本と自己保全」について講義を行なった後、 「溺者の発見と救助」や「救命手当・応急手当」について実技を中心に行いました。
 大半の受講生が水泳経験の豊富な方でしたが、普段とは違う慣れない泳ぎ方や初めて学ぶ救助の技法に戸惑い、悪戦苦闘していました。それでも熱心に練習を繰り返し、本番さながらの緊迫感あふれる雰囲気の中、真剣な顔で取り組む姿が見られました。
  受講生は「泳ぎにはかなりの自信がありましたが、実際に服を着たままプールに入ったら、予想をはるかに上回る水の重さを感じました。水難事故の8割が服を着たままの状態だったと学び、改めて水の危険性を周囲に伝えたいと思っています」などと話していました。
 3日間にわたって行われた長い講習会でしたが、誰一人として体調を崩すこと無く、全過程を終了しました。

 
頸椎損傷の疑いのある溺者を体位変換
頸椎損傷の疑いのある溺者を体位変換