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新年のごあいさつ


新年のご挨拶

日本赤十字社秋田県支部         
  支部長 佐竹敬久
(秋田県知事)

 新年あけましておめでとうございます。

 平成31年の年頭に当たり、ご挨拶を申し上げます。

 平成の時代が終わろうとしています。大きな災害に数多く見舞われた30年と言えるかと思いますが、とりわけ昨年は「今年の漢字」に「災」の字が選ばれるほどであり、際立って災害が多い年でした。主なものだけでも大阪北部地震、西日本豪雨、台風21号、24号そして北海道胆振東部地震をあげることができます。

 日本損害保険協会によると、この5つの災害に伴う損害保険の保険金支払額の合計が1兆3千億円を超え、東日本大震災に匹敵するとのことです。それだけ昨年は大規模な自然災害が多かったと言えます。こんな年が毎年続く訳ではあるまいと思いたいところですが……他方で、「見たくないものは見えない。見たいものが見える」とも言います。

 折しも南海トラフ地震や首都直下地震は、いずれほぼ確実にやってくると言われています。そしてその被害はまことに甚大で、その影響により日本全体が壊滅的なダメージを受けるのだそうです。

 従って、秋田には関係のないことと高をくくっていないで、日頃からこうした情報に真摯に向き合い、防災や災害時の種々の対応について大いに関心を寄せ、実際に学び、しっかり習得する必要があるのではないでしょうか。

 こうした中、赤十字の果たすべき役割は大きいと考えます。

 災害時に現地に入る災害救護班は、昨年も北海道胆振東部地震で出動したほか、心のケアチームは西日本豪雨と北海道胆振東部地震で活動を行いました。日頃の訓練や研修にも取り組み研鑽を重ねています。

 また「防災セミナー」や「救急法講習」「災害時高齢者生活支援講習」などの講習会は、学校・PTA、町内会、企業・団体等各方面から大変多くの依頼があり、奉仕団員の皆様と支部職員は連日県内を走り回っております。

 さらに、地域における防災体制の強化に資するため、市町村(地区・分区)に災害救援車、AED、炊出し用炊飯器、非常用発電機、ワンタッチテントを寄贈・配備しています。

 防災や災害時対応の分野で、赤十字が行政にとって重要なパートナーであることは異論のないところと思います。県内各地域における様々な活動に積極的に関わり、出来る限りの支援・協力を継続してまいりたいと考えております。

 今後とも、人道・博愛の精神を基本理念として、県民の皆様の安全・安心に貢献できますよう赤十字事業を推進してまいりますので、皆様の格別のお力添えをお願い申し上げます。

 本年が皆様にとりまして穏やかな1年となりますよう祈念申し上げ、年頭に当たってのごあいさつといたします。

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